国内で流通している犬の混合ワクチン(ごく一部です)

3種混合ワクチン(D社)

犬ジステンパー、犬アデノウイルス(1型及び2型)感染症、犬パルボウルス感染症の予防に効果のある

混合ワクチンです。アデノウイルスは成分としては2型しか入っていませんが、2型が入っていれば、

1型の予防効果も期待できます。


5種混合ワクチン(K社)

上記3種混合ワクチンに犬パラインフルエンザの予防効果を付加した混合ワクチンです。この製品では

犬アデノウイルス1型と2型をそれぞれ病気として1種にカウントしていますので、合計5種混合となります。


8種混合ワクチン(K社)

上記5種混合ワクチンに犬コロナウイルス感染症と犬レプトスピラ病(黄疸出血型及びカニコーラ型)の

予防効果を付加した混合ワクチンです。この製品でもレプトスピラ病が2種にカウントされていますが、

レプトスピラは実際に、L.イクテロヘモラジーとL.カニコーラの2種が成分に含まれています。

 


これら以外にも、多種の混合ワクチンが流通していますが、予防効果の対象となる感染症は概ね同じです。

それぞれ、製造工程やコンセプトにより特徴はありますが、みな安全で有効なワクチンです。

   


 

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