東洋経済、ニューズウィークなどの雑誌やTVの特集で今年を予測をしている。
トランプ大統領誕生やブリジットなどにより、不確実性が全体的にひとつのキーワードと感じた。しかし、昔「不確実性の時代」という本があったと思うが、新しいトレンドと思えない。そもそも、トランプやブリジットは、疑いなく予測可能な分野(選挙だから当選確率の問題)。単にメディアや専門家が予測を間違っただけ。
というように、2017年になったから、特別不思議な事は起こらない。もちろん、驚きをもたらす出来事はあるだろうが。
大切なことは、まず中長期的なトレンドは何か、それが今年どのようになるか?例えば、反グローバル化は、本質的な流れなのか、その原因は何か、そして何をもたらすかということを考えなければならない。次に、世の中を変えるものが出てくるのか?自然現象、イノベーションである。例えば、今騒がられているのは、AI。
以上の2つのことを念頭に、仮説を設定して、行動・検証、そして仮説(修正)設定という繰り返しをやっていくことが、組織でも個人でも王道だと考える。