ロバート・I・サットンの本である。どの職場でもいるクソッタレに対し、いかに対応するを描いた本である。クソッタレとは、自分より力の弱い人を標的に、貶め、やる気を喪失させる奴である。
私も、過去何人にも遭遇してしまった。そういう奴は社会や会社の敵であるから、退治したいのであるが、現実は難しい。私は、以下の対応をした。
その1:距離を取る。できるだけ会わないし、コンタクトしない。
その2:同じ職場なので、限界はあるし、離れると近づいてくる奴も多い。その場合は、逃げる。人事異動、退職などである。
その3:現実的に逃げるのも難しい。その場合は、戦うしかない。仕事上やり込め、黙らすのだが、そうすると逆恨みするクソッタレも多い。陰険な方法で攻撃してくるのだ。その場合は、冷静にパワハラの材料を集める。それを武器に揺さぶるのである。
その間、大事なのは、自分の精神を如何に正常に保つかである。本では、無関心を心がけ、感情を遮断するなど方策が紹介されている。私も感情を遮断したこともあるし、ストレス解消のためベンチプレスも始めたこともある。
筆者は、クソッタレ撲滅ルールの採用を勧めている。多分、有効なのだろう。ただ、経営陣にクソッタレが多い場合は、どうすればよいかはよくわからない。。。