大昔、大学合格祝いで、リンガフォンを買ってもらった。カセット教材とレコーダーのセットで10万円以上した記憶がある。10年ほど前は、TOEICのスコア向上の為、ベネッセの通信教育に申し込んだ。CDと本セットで、数万円払った。いずれも、現在存在していない。
英語学習を諦めたわけではない。”NHKごがく”アプリとNHKEテレの語学番組を利用することにしたのである。アプリは、そのサポートしている番組(主にラジオ)によって異なるが、ストリーミングによる番組聴講、単語クイズや英作文などに加え、発音確認問題(スマホやタブレットに向かって、文章を英語で発生するのだが、ほとんど「わかりません。」という反応で、私の発音レベルを自覚することができる)まである。最近は、孫と一緒に、発音を競っている。
NHK受信料や端末購入コストを別にすれば、全て無料(ただ、実践ビジネス英語は、難しいので、Kindle版のテキストを購入している)である。今の私のお勧めは、テレビでは、大人の基礎英語(NYでのラブコメが面白い)、ボキャブライダー(笑える5分)。ラジオは、やはりボキャブライダー(テストが充実)と実践ビジネス(アメリカのトレンドがわかる)。
楽しく、役に立つ、しかもコストのかからない英語を学ぶ環境になってきた。今後、ロボットのような新しい端末も出現してくるだろう。環境は整備されてきている。問題は、やり遂げる意思である。