スタンダード大学ビジネススクールの教授の書いた本「権力を握る人の法則」を読んだ。この本は、どうすれば出世するかを紹介している。
簡単に言うと、権力者(人事を握る人)にいかにコンタクするか、まず目立ち、相手を褒めたりして仲良くなることが良いのである。謙虚なんて必要ない。権利を握ってから謙虚になれば良いのである。
日系企業でも当てはまる知識やノウハウも多い。組織(企業、公共機関など)で出世したい人のみならず組織ではじき出されないためにも、組織人なら読んだほうが良い本である。
大学で、このようなことを教えるアメリカの文化に敬服する。日本でも、きちんと研究した本があれば売れると思う。出る杭は得か?学閥の利用法、上司CSの方法など色々テーマを思いつくな。
権力志向の人を見るたびに思うのは、このタイプは何故権力を欲しがるのかである。金持ちになりたい、有名になりたい、えばりたい、異性にもてたい。。。良き歴史を作る人になるとは思えない。