今週水曜日は、東京ドームで野球観戦。初めて、オレンジのタオルを振った。それなりに快感。やはり、一体感醸成というのは、重要なマーケティングツールである。
もうひとつ大事なマーケティングツールというか収益源は、ドリンク(特にアルコール)の販売。売店とかわいいお嬢様達が担当。後者は、笑顔と汗を武器に、おじさま達に歓迎されていた。ユニークというか非近代なビジネスである。以下、分析してみた。
1.商品・価格:ビールやウィスキーの売価は800円。粗利がめちゃ高い。。
2.ターゲット:野球ファンのおじさん。巨人及びビール好き。すなわち、可愛い子が好き。
3.チャネル:重たいドリンクを持ち、汗をかき、一生懸命売る若い女性。男性は販売しない。
4.プロモーション:笑顔及びリピーター(酒好き)へのアプローチ。巨人が点を取った時は、お客さんとハイタッチ。というようなお客さんとの一体感の醸成。
でも、おじさん達がメインのビジネスでは、成長性が乏しい。また、これからは人の確保もより難しくなるだろう(だって、グローバル化したら、英語も必要になるでしょう)。人がサービスするのは、VIPだけ。私のような庶民には、スマホやタブレットで注文を受け付け、客が自分で取りに行くのか、若しくはロボットが持ってくるというのがトレンドだと思う。そうなれば、ビールも800円から500円程度になるだろう。ようやく、私はビールを飲むことができる。