NHKのEテレビのジャレド・ダイアモンド氏の先週の番組を見たら、テーマは「何故、地球に地球外知的生命体は来ないのか?」。答えは、高度文明は、短期間で滅びるからとうこと。ダイアモンド氏によると、150年程で、滅びる。それまで、宇宙空間に進出しないと宇宙の知的生命体を会うことはない。人類が宇宙と交信を始めたのは20世紀初め。それを高度文明の始まりとすると2050年頃に地球文明は滅びることになる。原因は戦争、地球温暖化等考えられる。
一方、シンギュラリティは2045年にやってくると大変有力な考えもある。レイ・カーツワイルによると、パラダイム・シフトは指数関数的に増加しており、AI(非生物)は進化し、人間と融合していくという。人間がサイボーグ化、そして人間がAIと融合という姿になり、人間らしさのもつ非生物が宇宙へ進出していくという。これも見方によれば、(今の)人類は滅亡するということになる。
これから読むのだが、「サピエンス全史」の目次を見ると、超ホモ・サピエンスの時代という言葉がある。どうやら、世界の頭脳は、アプローチ方法は違っても、人類は滅亡していくと語っているようである。2050年まで、頑張って生きて、どうなっているか見届けてみようか。