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猫の混合ワクチン

  通常、「猫の混合ワクチン」といえば、2種類のいわゆる「風邪」と猫汎白血球減少症を予防する3種混合ワクチンを指します。初めての年は1ヶ月程度間を空けて最低2回、以降も定期的な追加接種が必要です。

猫のその他のワクチン

  「猫のワクチン」には混合ワクチンの他に、猫免疫不全ウイルス(猫のエイズウイルス)感染症を予防するもの、猫白血病ウイルス感染症を予防するものがあります。いずれのワクチンも3種混合ワクチンほど、一般的には普及していないと言えるでしょう。接種ご希望の場合は、事前にご相談下さい。

犬の混合ワクチン

  犬の混合ワクチンには、ワクチンメーカーにより3種混合・5種混合・7種混合など様々なものがありますが、当院で通常扱っているワクチンは5種混合または8種混合ワクチンです。

  5種混合ワクチンと8種混合ワクチンに含まれる感染症の違いは、こちらをご覧下さい。

  8種混合ワクチンに含まれるレプトスピラ病は、東京での感染例は少ないともいえますが、人と動物の共通感染症ですから、公衆衛生の観点からは予防措置が推奨されます。

 

仔犬の最初の混合ワクチンは、多いときには3回接種することがあります。仔犬の月齢や母犬の免疫状態を考えて、その仔犬に適した接種計画を立てますので、詳しくはご相談下さい。また、ワクチンの充分な効果を維持するために、定期的な追加接種が必要です。